結果を出す方程式(3) 仕事で結果を出すのに必要な「能力・知識」とは、業務に直結するスキルや知識、経験した事象およびそこから得られた知見、その人のもつコンピテンシーやメタ能力(新たな能力を身につける力とかこれまでのやりかたを棄却する能力など)などをいいます。...
結果を出す方程式(2) 仕事で結果を出す方程式の第一の変数である「マインドセット」とは、本人に関する基本的な条件です。肉体的にも精神的にも体調に問題はないとしても、毎日々々、仕事に前向きに取り組んで結果を出すことは容易なことではありません。やる気や意欲やモチベーションなどは、ちょっとしたことで短期的に変動するでしょう。...
結果を出す方程式(1) 個人が組織で仕事の結果を出すには、いくつかの条件があります。それを次のように3つの要素で定式化して考えてみることができます。 結果=マインドセット×能力・知識×環境...
テリー・ガー氏の訃報に接して 一昨日、女優のテリー・ガー氏が亡くなったことが報じられました(注1)。79歳でした。長年にわたって闘病中だった多発性硬化症による合併症で亡くなったとのことです。 実際に鑑賞したことがある作品として次のもの(注2)があります。 「未知との遭遇」(“Close Encounters of the Third Kind”USA、1977年)...
ヘンリー・ミンツバーグ · 20日 10月 2024
ミンツバーグの組織論(6) (6)境界の曖昧さと組織デザイン 組織から外へ、外から組織へと流動的な形態も多く見られるようになっている現代の組織の課題として、本書は組織と外界との境界について考察を進めます。...
ヘンリー・ミンツバーグ · 15日 10月 2024
ミンツバーグの組織論(5) (5)組織のライフサイクル・モデルと死 一度生まれた組織は、ひとつの方向に成長・拡大していくとは限りません。著者によれば、全ての組織が同じように辿るわけではないものの、一般に組織構造には次のようなライフサイクル・モデルがあります。 誕生 スタートアップとして生まれ、パーソナル型の形態を取ります。 青春...
ヘンリー・ミンツバーグ · 06日 10月 2024
ミンツバーグの組織論(4) (4)組織に作用する力と発展した組織形態 組織は、基本的な4形態に留まるものではありません。著者によれば、基本的な4形態に作用する力が主に7つあり、それらの力を受けて組織は基本的な4形態から発展した3形態(事業部型、コミュニティシップ型、政治アリーナ型)を取ると述べられます。 ① 4形態と4つの力...
クリス・クリストファーソン · 01日 10月 2024
クリス・クリストファーソン氏の訃報に接して 先週土曜日、カントリーミュージックのシンガーソングライターで俳優としても活躍したクリス・クリストファーソン氏が亡くなったことが報じられました(注1)。88歳でした。死因などは公表されていませんが、ハワイの自宅で亡くなったそうです。...
ヘンリー・ミンツバーグ · 26日 9月 2024
ミンツバーグの組織論(3) (3)基本的な4形態~パーソナル型・プログラム型・プロフェッショナル型・プロジェクト型とは 次に、組織の基本的な4形態を説明します。パーソナル型、プログラム型、プロフェッショナル型、プロジェクト型、それぞれの基本構造や長所・短所などを著者が詳説します。 ① パーソナル型組織...